「自分の書いた小説を本にしたい!」と思っても、いざレイアウト作業となると難しく感じるかもしれません。専用のDTPソフトがなくても、普段使い慣れているMicrosoft Wordがあれば、立派な小説同人誌を作ることができます。
基本のページ設定
小説本を作る場合、文庫サイズ(A6)やA5サイズが主流です。Wordを開いたら、まずは「レイアウト」タブからページ設定を行います。
-
用紙サイズの設定: 作りたい本のサイズ(A6、A5など)を指定します。
-
余白の設定: 本は綴じる側(ノド)が読みにくくなるため、ノドの余白を少し広めに設定するのがコツです。上下の余白はノンブル(ページ番号)を入れるスペースを考慮しましょう。
-
段組の設定: A5サイズの場合は「2段組」、文庫サイズの場合は「1段組」が一般的です。文字のサイズや行間を調整して、読みやすさを追求します。
読みやすいレイアウトの目安
文字が小さすぎたり、行間が詰まりすぎたりすると、読者が疲れてしまいます。
-
文字サイズ: 8.5pt〜9.5pt程度が標準的です。
-
文字数と行数(A5・2段組の例): 1段あたり20〜26文字、20〜24行程度に設定すると、商業誌のような美しいレイアウトになります。
-
フォント選び: 本文には明朝体(游明朝、リュウミン、IPAex明朝など)を使用するのが基本です。ゴシック体はタイトルや強調したい部分に限定して使うとメリハリが出ます。
PDF書き出しと確認
Wordで作成したデータは、印刷所にそのまま入稿できない場合が多いため、必ずPDF形式に変換(エクスポート)します。PDF化した後は、必ず全体を見直し、フォントが正しく埋め込まれているか、レイアウト崩れがないかを最終確認しましょう。

コメント